子供の頃、僕の家のトイレには神様はいなかった。
ただ、幼い頃、うんちをした後、
‘おばあちゃん!’と大声で呼ぶと、‘ハイハイ’といいながら
僕のおしりを拭いてくれるおばあちゃんがいました。
ある意味、神様かもしれません。

僕のおばあちゃんは、信仰心の厚いクリスチャンでした。

小学生になって外に遊びに行こうとすると、僕を呼びつけて、
‘天のお父様、どうぞこの子に・・・・’と、
長いお祈りのしたものでした。
‘もういいから、早くしてよ!’
そんな感じで外に遊びにいく自分。
そういえば、ばあちゃんは独り言が多かった・・・。

子供ながらに、ばあちゃんのことを邪険にしていた感は否めません。
高校を卒業して、上京するまで、ばあちゃんは特別でもなんでもなく、
普通に当たり前に家にいるばあちゃんだった・・・。

ばあちゃんと孫、という関係を客観的に見ている今、思います。
忙しかった両親に代わって、
ばあちゃんはしっかりと僕を育ててくれた。
あれだけ邪険にしていたことも、ばあちゃんにとっては
他愛も無いことで、僕のことがただただ可愛かったんだと思う。

『トイレの神様』。  あの頃を思い出します。

ばあちゃん、じいちゃん、ありがとう。
これからは、孫を持って知る祖父母の気持ち、が知れるよう
元気にがんばります!