僕が中学校の頃は、教育姿勢がいまと全く違っていて、
いわゆる“締め付け教育”の全盛の時期でした。

まぁ、団塊の世代のジュニアということもあって、
とにかく人数は多いし(中学校の全校生徒が1500人以上)
ひとクラス45人ぐらいいるし、それをまとめるには
軍隊張りの規律が必要なことも、わからなくもないけど、
その当時行われていたことは、
今でも首をかしげてしまうようなことが多かった。

よく思い出すのが、部活動におけるちょっとおかしな“気合論”。
真冬のグランドで半そで短パンで諤々震えながら、練習。
“気合いが入っていれば寒くない!”という教師は、
あったかそうなウォームアップジャンパーを着ている。

気合いって大切だけど、気合いで解決しちゃいけないこともあるよ、先生。

真夏の練習でも、そう簡単に水は飲めなかった。
死んじゃうよ、先生。

ある教師は、
“便器は舐めても平気なぐらい掃除しろ”なんていってた。
便器は皿じゃないよ、先生。

数え上げればきりがない。

僕らの卒業後、中学校は生徒の猛反発に合い、荒れに荒れたらしい。
締め付けに対する生徒の大爆発。元服前クーデターです。

もう25年も前の話。
いまでもどこかである話かもしれない。


いつの時代も、時代に応じたさまざまな問題がおこるものです。
教育現場に限らず、仕事とか人生とかって,
そんな問題を解決していくこと,
なんだろうな。


ちょっとあの頃を思い出したので書きました。


理不尽な世の中でしっかり前向いて生きていくには、
あの頃の理不尽な気持ち、
今の自分にちょっとは役にたってるのかな?